バターコーヒーを飲むとなぜ痩せるの?
と、疑問に思ったことはありませんか。
バターコーヒーが痩せる理由は、良質なアブラを摂取するからなんです。
痩せるためには、実は糖分を減らして、「良質なアブラ」を摂ることが必要だとわかってきました。
バターコーヒーは
- オーガニックコーヒー
- グラスフェッドのバター
- MCTオイル
この3つの材料が元になって出来ています。
→【バターコーヒーとは?】
コーヒーに含まれるカフェインには脂肪燃焼・分解を助ける働きがあると言われています。
グラスフェッドのバターは、自然で放牧され、牧草飼育でのみ育った乳牛から作られたバターです。このバターは無塩バターで、中性脂肪やコレステロールを減らす不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
MCTオイルは、中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride:MCT)が主成分のオイルのことです。
中鎖脂肪酸は普通のオイルよりもエネルギーとして分解されるスピードが早いので、体脂肪になれず、体内の脂肪をエネルギーとして消費してくれるような脂肪に変えてくれます。
このバターコーヒーの効果に加えて、糖質制限をすると、より効果的なダイエットが出来ます。
バターコーヒーダイエットにはファスティング(断食)+糖質制限を行って、糖質を減らして脂質を燃焼してエネルギーにすることで痩せやすい体質になることを目指しています。
タップ出来る目次
バターコーヒーはなぜ脂質を摂るのに痩せるのか?
バターコーヒーはバターやオイルなどの、「脂質」を摂るのに、なぜ痩せるのか疑問に感じませんか?
「痩せるためにはバターなどのカロリーの高い食物を減らさないといけない」と思いますよね。
これには、実はダイエットの常識が間違っているところから解説する必要があります。
実は、ダイエットにはカロリーを抑えなければいけないわけではないんです。
もちろん、カロリーは少ない方が良いのですが、カロリーの内容が関係あるんです。
食べるものとカロリーの関係
身体に満腹感を感じさせる信号を送るのは、「レプチン」という満腹ホルモンです。
このホルモンは脂質やタンパク質を食べた時にたくさん分泌されます。
しかし、炭水化物を食べた時は分泌されないんです。
炭水化物を沢山食べてしまう原因はこの満腹ホルモンがあまり分泌されないからなんですよね。
パンやご飯を食べても満腹にならないので、どんどん食べてしまいます。
なので、脂質やタンパク質を食べて、満腹にならなければなりません。
ですが、悪い脂質は脂肪になるだけなので、燃焼されやすい良い脂質を摂る必要があるんです。
それがグラスフェッドのバターやMCTオイルというわけです。
バターコーヒーを飲んで痩せる理由は良質な脂質
良質な脂質を摂ることで、身体の脂肪を「燃焼しやすい脂肪」に変える必要があります。
グラスフェッドバターは中性脂肪を燃焼させてくれる「不飽和脂肪酸」を豊富に含んでいます。
コレステロールの排出や減量も助けてくれるので、まさに脂肪を燃焼させてくれる効果があるのです。
また、MCTオイルとは中鎖脂肪酸のことですが、この中鎖脂肪酸は通常のオイルよりも消化・吸収が早い脂肪です。
そのため、身体に残りにくいので、身体に蓄えられた脂肪が、身体に残りにくく、エネルギー源になりやすい脂肪へと変化させてくれるのです。
そして、バターコーヒーダイエットを成功させるためには、これらの脂質を摂ることに加えて、「糖質制限」も同時に行う必要があります。
バターコーヒーダイエットで糖質制限するのはなぜ?
では、なぜバターコーヒーダイエットでは糖質制限をするのでしょうか?
それは、身体のエネルギーを作り出すエネルギー源を糖質から脂質に変えるためなんです。
そもそも、人間にはエネルギーを作り出す回路が2つあります。
- 糖質回路
- ケトン体回路
この2つです。
通常、人の身体は糖質回路を使ってエネルギーを作り出しています。
バターコーヒーダイエットでは、これをケトン体回路に変えることを目的としているんです。
糖質回路とは?
糖質回路はその名の通り、ごはんやパンを食べると代謝されて出来る「ブドウ糖」をエネルギー源にする回路です。
しかし、糖質は取り過ぎてしまうと、中性脂肪になり、身体に蓄えることになります。
これが太る原因なんです。
原始時代は糖分がほとんどなかったので、この糖質回路はあまり使われていなかったのではないかと言われています。
では、人間はどのようにエネルギーを作り出していたのでしょうか?
それがケトン体回路です。
ケトン体回路とは?
ケトン体回路は中性脂肪を分解して、ケトン体という物質をエネルギー源する回路のことです。
身体の糖分がなくなった時に動き出す回路で、「飢餓状態で機能する」と言われていました。
しかし、先程説明した通り、原始時代は糖分なんて全然なかったわけで、動物などの脂分からエネルギーを得ていたはずなんですよね。
なので、今の方がむしろ異常なくらいなんです。
このケトン体回路を回すためには、糖分が邪魔です。
そこで、糖質制限をして、中性脂肪をエネルギーに変えようとするわけです。
ここでアブラの話に戻ります!
バターコーヒーに含まれる中鎖脂肪酸の多い脂質は消化・吸収されやすく、エネルギー源になりやすいという話は覚えていますか?
バターコーヒーの脂質はケトン体回路で使われやすい性質を持っているんです。
良質な脂質と糖質制限で脂肪をエネルギーに変える身体を作ることが、バターコーヒーの目的なのです!
バターコーヒーダイエットで痩せるためには脂質+糖質制限
以上のように、バターコーヒーダイエットで痩せるためには、良質な脂質を摂取することに加えて、糖質制限を行う必要があります。
バターコーヒーを飲んでいるだけでは痩せないので、注意したいですね!